秋晴れの中、稲刈りを行いました。
6月の種まきから、やっとここまで来ました。
名人に鎌の使い方を教わって、慣れない手つきで稲を刈りました。
約1か月天日干ししてから脱穀のはずでしたが・・・・。
今回は稲の生育が芳しくありません。
植えた苗が多すぎた様で、株としては大きく育っているものの、稲穂を大きく成長させることができませんでした。
なので、今回は名人の田んぼから持ってきた乾燥後の稲をお借りして脱穀していきます。
牛乳パックを使って脱穀します。稲扱き(いねこき)ともいうそうです。
微妙な力加減で牛乳パックの口をつまみ、稲穂を扱(しご)いて籾を取っていきます。
すり鉢に籾を入れ、ソフトボールを使ってゴリゴリ籾を擦っていきます。
少し時間はかかりますが、籾殻と玄米に分離します。
それをふるいで振るうと、きれいな玄米の出来上がり。
瓶と棒をつかって精米します。
瓶の半分くらいまで玄米を入れて、棒でトントン叩いてきます。水車小屋などで行われているのがこの作業ですね。
この作業が果てしなく続きます。少しずつ少しづつ糠がとれて白米ぽっくなっては行きますが、かなりの時間を要します。
20分くらいはみんなで交代しながらやりましたが、各班の代表者が家に持ち帰って宿題となりました。
毎日たべている白米。
こんなに大変な作業を経てお米になっていることがよくわかりました。
茶碗のごはんは1粒残らず食べなきゃダメだなと再認識させられました。
校区青少年育成連合会・子ども会育成連合会