2022年12月9日金曜日

【「第51回 人権を尊重する市民の集い」に参加してきました】

 人権尊重推進協議会(以下、人尊協)の副会長・後藤です。


我が国では国連の「世界人権宣言」を受けて、毎年124日から10日までの1週間を「人権週間」と定めています。

福岡市ではこの期間を「福岡市人権尊重週間」と定め、市内において講演会などを開催するほか、市政だよりやテレビなどで、啓発活動が行われます。

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6日、東区のなみきスクエアで開催された「第51回 人権を尊重する市民の集い」に、人尊協の役員4人で参加してきました。












数学者で大道芸人のピーターフランクルさんによる、「21世紀は人権の世紀になるか」というテーマの講演でした。ピーター・フランクルさんについては、配布された資料にあった紹介を引用します。
 1953年ハンガリーでユダヤ人の医師夫婦の息子として生まれる。第二次世界大戦中には祖父母がユダヤ人であるという理由で殺された。生まれ育ったハンガリーでは共産主義に嫌気がさし、自由を求め26歳でフランスに亡命。その後も世界のさまざまな国に住んでみたが、自分の肌に最も合う日本に30年ほど前から定住。現在、算数オリンピック専務理事、日本ジャグリング協会名誉顧問を務めるとともに、東京を拠点に「人生を楽しくするコツ」等をより多くの日本人に伝えたいと講演活動に力を入れている。

講演はジャグリングから始まり、ユダヤ人をルーツに持つがゆえに受けてきた差別や、宗教と寛容・不寛容について、なぜピーターさんにとって日本が終の住処たりえたかなど、多岐にわたり、とても楽しく、かつ考えさせられる内容でした。














講演終了後に会場外で著書をご本人が販売されていたので、1冊購入し、人尊協のメンバーとの記念撮影をお願いしたら、快諾してくださいました。69歳とは思えないエネルギー!

とても有意義な活動となりました。また、人尊協だよりでもお知らせさせていただきます。











ピーターさんと記念撮影☆





校区人権尊重推進協議会