災害用非常食の試食会
昨日(2月22日)、食生活改善推進員協議会では、地域を守ろう会 防災部会との共催で「災害用非常食の試食会」を実施しました。
今回は初めての試みでもあり、自治協議会運営委員の皆さんと防災委員が対象でした。
朝のミーティングの様子。
調理には慣れたヘルスメイト(食生活改善推進員)の皆さんですが、通常とは違うご飯の炊き方や、メニューの確認、またそれぞれ食品説明の担当もあり、真剣な表情です。
15名の参加者とヘルスメイトの皆さんとで、11時よりスタートしました。
国は、最低3日分。可能であれば1週間分の食材と水の備蓄を推奨しています。長期間保存できる災害時用の非常食も必要ですが、乾物や缶詰など日常使用している食材を災害時にはどのように調理するか?日頃より知っておくことも大切なことです。

温めなくても食べられるレトルトパックのカレーやシチュー、いろいろな味のご飯の展示。
お湯や水を入れただけで食べれるご飯の紹介と試食。
ご飯のコーナーでは、ポリ袋で作る実演もありました。
ポリ袋で時短。今回は、ポリ袋の中に米を150g、水を200㏄入れ、鍋に水を沸騰させご飯ができるのを見ることができました。
切り干し大根のサラダはポリ袋の中に、切り干し大根とツナ缶(汁ごと)と塩昆布、コーン、マヨネーズと酢を入れて、モミモミするだけの簡単な物でした。
お菓子のポテトチップスと固形コンソメの素、乾燥わかめ、を紙コップに入れ、お湯を注ぐだけのスープも日常の一品にもなるお味でした。
アルファ化米の炊き出しタイプは、熱湯または水を注ぐだけで50人分のご飯が用意でき、調理器具から容器など、炊き出しに必要なものがセットになっていました。
色々な防災食を試食しながら防災について話合う機会となり、防災に対する知識と意識を高めることができました。
食生活改善推進員協議会
地域を守ろう会防災部会